観てきた!「続・深夜食堂」
過日、TOHOシネマズ ファボーレ富山で「続・深夜食堂」を観ました。
ある日のまかないで、映画公開とNetflixの
新シリーズ「深夜食堂–tokyo stories–」の配信を記念して、
「めしや」のメニューを作ってみました。
ヤクザの竜ちゃん(松重 豊)のお気に入り、足6本のたこウインナーと
ゲイバーのママ小寿々さん(綾田俊樹)のお気に入り、甘い卵焼き。
それと「めしや」の定番、豚汁。
新宿区よもぎ町、午前0時にのれんを揚げる「めしや」。 酒と豚汁定食、あとはマスター(小林 薫)が、なんでも作る小さな食堂。そこに訪れる客の人間模様を、(凄まじく美しいご飯のビジュアルを通して)描きます。
前作の映画「深夜食堂」では、高岡早紀さん演じるたまこさんが、薄焼き卵の上にのっかったナポリタン、それも鉄板にのってアッツアツのものを、大口を開けて食べているシーンと、東京であてもなくふらつく女の子、多部未華子さん演じるみちるが空腹に駆られてマスターが出したご飯をがっつくシーンが印象的でした。 たまこさんは長年の“愛人稼業”が相手の死をもって終了し、次の相手を探している最中。出会った男性がラーメン屋に自分を連れていったのがご不満な様子でした。 それとナポリタンを前にした、たまこさんを比較すると「絶対に、お相手の前では大口あけたりなんて、はしたない真似しないんだろうな〜〜〜!」と、唸ったのです。たまこさんも、みちるちゃんも、状況は違えど「めしや」の出すものの前では、抗えない純粋さが光っていた、と思います。
今作では、河井青葉さん演じる範子に、たまこさんに似たところを感じました。美人が大口を開けてご飯を食べ、楽しむ風景がなぜこんなにも愛らしい…!と思ってしまうのか。くらくらするほど。
ひと一人に必ずドラマはあって、シリーズを通して、その普遍的で少し寂しさも混ざる人間模様をたくみに引き出しています。 いつ見ても「よもぎ町に行ってみたいな」と、思います。 もちろん架空の町なんですけど、でも全然そうは見えないし、「めしや」もマスターも居て、あのゆかいな常連客もほんとうに居るんじゃないか、って信じられるものがありますね。
あと単純に、おなかが減る!ごはんが食べたい!(笑)
チューリップテレビでは毎週日曜0:50からシーズン2をオンエア中。
Netflixでは新シリーズ「深夜食堂–tokyo stories–」のほか、映画「深夜食堂」と過去3シーズン分のドラマもオンラインで視聴できます。合わせてお楽しみください。 1話完結のドラマなので、今から見ても間に合います。
中国、韓国でも製作されていますので語学勉強にもおすすめです。 そして是非、「続・深夜食堂」もご覧になってくださいね。
深夜食堂
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続・深夜食堂web:http://www.meshiya-movie.com