さんまのアヒージョ【アレンジレシピ】
アヒージョ、とはニンニクと鷹の爪の香りを引き出したオリーブオイル煮のことです。
スペイン料理のひとつで、近頃はイタリアなど南欧料理のお店でもよく見かけますね。
代表的な素材はエスカルゴ、タコ、海老、マッシュルームなどですが、当店ではさんまをお出ししてます。
しっかりと塩を振っているのでお酒のお供にぴったりの、ガツン!と塩辛い一品。
お好みでジャムやコンフィチュールなど、甘〜いソースをちょっぴりのせると、塩辛さがマイルドになって、より美味しくいただけます。
私は、金沢にあるMAISON IKEさんのルバーブのコンフィチュールを合わせるのが好きです。季節ごとに旬の果物を使っていらっしゃるので、何が合うのか色々試してみるのも楽しいかと思います。
MAISON IKE
twitter:https://twitter.com/ike_maison
facebook:https://www.facebook.com/MAISON-IKE-512875545454563/
この塩気の強さ、そしてたっぷりオリーブオイルに、ニンニクと鷹の爪…
おや?
ペペロンチーノの気配を感じませんか??
というわけで、さんまのアヒージョにパスタを加えて主役の一皿、さんまのペペロンチーノを作ります。
<用意するもの(1人分)>
さんまのアヒージョ 1パック
スパゲッティ 1人分80g(大盛りで100g)
塩 小さじ1杯と少々
オリーブオイル 大さじ2杯
ガーリックパウダー(または 刻んだにんにく) お好みで
パセリ お好みで
<作り方>
1)鍋にたっぷりの水を張り、沸かす。
2)沸くまでの間に、さんまのアヒージョの身をほぐす。 写真ではそのままのせてますが、身はほぐした方が麺に絡みやすく食べやすいです。
3)湯が沸いたら塩小さじ1、スパゲッティを入れて表記時間の通りに茹で上がりを待つ。
4)時間が来たら、麺の固さを確かめて湯切り。茹で汁は少し取っておく。
5)鍋は弱火にかけ茹で汁、スパゲッティとオリーブオイルを絡める。塩少々で味を整え、お好みでガーリックパウダーを加える。 にんにくをガツン!と、もっと欲しい!明日のことなんか知らねぇ!という方は、生のにんにくを刻んで、オリーブオイルで弱火で炒めたあと茹で汁とスパゲッティを入れ、塩少々で味を整えてください。
6)さんまのアヒージョのほぐし身を混ぜる。
7)器にのせ、上にパセリを散らして出来上がり。
アヒージョが塩辛いため、麺の塩加減は控えめで十分です!
皆様もお試しあれ!
<きょうの器>
北欧の食器メーカーと言えば!一大ブランドがiittala(イッタラ)です。
ARABIA(アラビア)はその傘下のメーカーで、ムーミンのキャラクターを描いたマグカップは日本国内で特に人気です。
Paratiisi(パラティッシ)は、イタリア語で言うとParadiso(パラディゾ)、英語で言うとParadise(パラダイス)。 おわかりですね?フィンランドの言葉で「楽園」を意味します。
北欧のデザインにおいて植物と果実のモチーフは豊富で、そのなかでもデザイナーのビルガー・カイピアイネンによるParatiisiの大胆な構図は実にゴージャス。
ブラックと同じ図案のイエローは、サラダの新鮮な緑色がよく似合います。